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映画と歩く

映画についてのあれこれを綴る。洋・邦・実写・アニメetc...ジャンルは絞りません

密宗威龍(日本未公開)

英語字幕と広東語字幕で観賞。
もちろん何となくしかわからん。
まあ香港ホラーは何となくで十分観れるからいいね。

これはジミー・ウォング(個人的にはウォンでよくね?と思う表記)製作の映画なので面白いと期待したりとかは欠片もしないで観賞。じゃあ何故観たのか?

ラム・チェンインが出てるから。

これだけ。でも出演者に関してはかなり良かった。
サモハン・キンポーを初め、チン・ガーロ、マン・ホイ、ウー・マ、タイ・ポーと個人的にはかなり好きな役者が思いのほか出演者している。
まあサモのチームの役者さんばかりだから当たり前なんだけどね。
まさか二記事目にこれを書くと思ってなかったけど今日たまたま観たので書いておかないと一生書かなそうだったので。

まあぶっちゃけた話、これをもう一回観るなら他の映画観た方がいい。

全体的に呪術がメインだったのでカンフーも少な目、というか最後は突きとか蹴りの動きで術使ってた。妙なサイキックバトルという印象。
最初に香港ホラーがどうちゃら言ったけどホラー感は皆無なのでこれはホラーではないかな。

密月とか密日は道士と紹介されてるんだけど、これは道士なのだろうか?
道士って道教の信奉者であって、この作品の宗教はタイトルからして完全に密教(密宗)、般若波羅蜜多と唱えるので大乗仏教だと思うんだよね。
道士=超常現象のエキスパートみたいな認識になっていたのかな。
もしくはラム・チェンインだから道士みたいな。

実はこれと同じ事は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」でも感じた記憶がある。
奇しくも本作にも出演しているウー・マが道士として登場する作品なのだが呪文は「ハンニャハラミ」だったので、おいおいそれは仏教だろと小学生ながらに思った。
あと話の構成と役者さんはサモハンの映画「蜀山奇傅 天空の剣」にかなり似てるのでパクったんだろうなジミーって感じ。

まあこういう内容の無い映画の時に役者さんについてを細かく触れておこう。

ドラゴン(漢字が中国語なので英訳から):チン・ガーロウ
密月:ラム・チェンイン
迦衲大師:サモハン・キンポー
密日:ウー・マ
雲海:マン・ホイ
逆天童:ケニー・ロー
役名不明:タイ・ポー

オープニング止めながら確認したので多分合ってる。
ラム・チェンインとサモハン・キンポーはこのブログで何回も出るし有名だから今回はスルー。

錢嘉樂(チン・ガーロウ)
彼ははサモハンにスカウトされてサモハンの武術指導・スタントマングループ洪家班に入り、彼の映画で脇役をこなし「霊幻道士完結篇 最後の霊戦」で主演を勝ち取る。
ちなみにその映画はかなり好きなのでいずれは書くと思う。

なんというかそういう概要を知らないでも、若い頃のサモハンっぽいんだよねこの人。
顔はかなりイケメンで、段々丸くなっていくんだけど凄い動ける!みたいなスタイルがそっくり。
勝手な想像だけどかなり目をかけてもらってたんじゃないかなーと思う。

牛馬(ウー・マ)
初めて名前を知ったときはおかしかった!牛、馬でウーマ。日本語だと馬だけでええやん、ってなるね。
この人は本当に物凄い数の映画に出演してる。気づいたらいる、むしろ香港、台湾映画では欠かせない存在。
監督としても40本以上の作品を手掛けている凄い人。
前述の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」をはじめ数々のジャッキー映画、サモハン製作の映画に出演。
俺が観たことある作品で出てないものの方が少なそう。
人間味溢れる演技が大変魅力的。
そういえばチンとは「霊幻道士 完結編」で主演同士。コンビの演技がかなり良い作品なのでいずれ。


孟海(マン・ホイ)
サモハンとは出身の京劇学校は違ったが同じくブルース・リーに目をかけられ、共に様々なことをブルース・リーから学んだとされる。
かわいらしい外見から友人役、弟子役がかなりハマる役者さん。
これも前述になる「天空の剣」に出演していた。
役者の絶対数が少ないのか俺の観る映画が片寄ってるせいで役者が被るのかいまいちわからないが大体どこかでぶつかるな。
たまたま昔、彼のことを調べたらその役者人生に感嘆を漏らしたものだ。

盧惠光(ケニー・ロー)
この人については調べてみたんだけど「ロウ・ホイクォン」の方が馴染みの名前だった。
ラオス生まれ、ジャッキーのスタントチーム成家班のエースで華麗な脚技に定評がある。
観たことある人が一番多いのは「酔拳2」だろう。
最後のボスの脚技の鋭さは忘れられないと思うがあれこそがケニー・ローの技のキレだ。
残念ながら今作ではショボいKISSの格好をしているので全く気づかれないと思うがジャッキーの映画にはめちゃくちゃ出ているので意識してみると面白いだろう。

太保(タイ・ポー)
ジャッキー映画の名脇役、ひょうきんな顔で明るい役が多い彼はジャッキー映画のユニークさを表現する上で必要不可欠。一瞬しか出ない作品もあるけどあ!タイ・ポーだ!って嬉しくなるもの。
サモハン、ジャッキーの映画に出演しているのだが実は二人より年上。

まあこんなところかな。今後この紹介した役者さんの出演している「面白い映画」を紹介していきたくなった!





以下ネタバレ

                                                                                                    • -

内容については、何か悪い妖術士的な逆天童が冒頭で復活。
いきなりタイ・ポー(役名わからんかった)が死、その死体をメッセンジャーにしてラム・チェイン演じる密月に挑戦状を送る。
そいつを退治する為に旅立つ密月。
途中チン演じる若者ドラゴンに弟子入りをせがまれたり、兄弟弟子?の密日と出会って喧嘩したりとしながら逆天童と対決。
そしてまさかの密月死亡!本当にジミーは主演として売り出す役を殺すなあ。

主役がドラゴンに代わり、仙人風のサモハン、迦衲大師に修行をつけてもらい強くなって逆天童を倒して終幕ザンス。
なんか印象に残ったシーンとかはないかな。
ボスの逆天童がクソしょぼいKISSのメイクみたいだなあとか、タイ・ポー一瞬で死んだ?!とかくらい。
あとラムさんの眉毛が霊幻道士以上に繋げられてた。
「天空の剣」も役者関連で思い出されたけど密教の衣装は「孔雀王」を思い出したな。勿論映画の方。


ちなみにこの映画のオープニングで真っ先にでかく紹介されるのは洪金寶。
つまりサモハン。
次にラムとウー。次あたりがチンね。

詐欺やんけ。

予告とかCMとかビデオのパッケージとかでの誇張はもはや文化レベルになっているから許せるが映画のオープニングは良くない。
サモハン目当てで観た人いたらキレるぞこれは。

そんな感じのどうしようもない作品だったので役者さんのファンで出来る限り観てみたい!って人だけ観たら良いでしょう。

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